• HOME
  • >
  • CATEGORY:OTHER

ダイナモピクチャーズ

ダイナモピクチャーズさんの上げてきた
ファイナルイメージ。

ちょっと感激。ダイナモさんらしく
絵の丁寧さを感じる。

演出の難波さん、
撮影監督の宮田さん
ともに、気さくで丁寧な方なので
それが絵にも出ているのかも。

第1話を担当して頂いているので
いろいろ不具合がダイナモさんの作業の中で
発覚することが多く、何かと
ご迷惑をお掛けしているのである。

ダイナモのCGプロデューサーは原口さん。
自らもショートフィルムを作り、賞も取ってる方。
今回の主旨を理解して、
アップルシードの世界観が好きな
クリエーターを集めてくれた。

感謝です。

ちなみに今年、日仏合作のフルCGアニメ
「よなよなペンギン」を制作したのも、このダイナモ。
常に新しいこと、大きなことに挑戦している感じがする。

昔から、担当者に関係なく「ダイナモクオリティ」という
何か安心させるものがあり、今回も是非と声を掛け、
その結果に答えてくれています。正直、うらやましい。

*今流行りの3D立体映像ですが、
20年近く前から取り組みコンテンツが豊富なのも
ダイナモです。

モズー

今回、モーションキャプチャースタジオの
モズーさんにもお願いしている。

モズーの代表は、竹原真治さん。
業界でも巨匠クラスの有名人。

アニメーションのこだわりは強く、
常に満足していない職人肌。
何か新しいものを仕掛けようと
頑張っている方。

普段は、最終仕上げまで行っていない会社だけど、
特別に最後までやってくれることになった。

しかも、竹原さんならではの独自の手法で制作。
演出には、あの由水桂さんを起用。

先日、数カット見せていただいたが
さすがという感じ。

以前、モズーさんのもう一人の巨匠・棟方さくらさんに
コンテンツのアニメーションを丸々お願いしたことがあり、
出来栄えが良く、その時からモズーさんは
モーションキャプチャーだけでなく、
丸ごと作ればいいのに・・・と思っていたのだ。

完成が実に楽しみですが、
先々のモズーはもっと楽しみです!

ちなみに、モズーのスタジオに伺うと
作品作りが好きな雰囲気を感じます。
さらに、お客様思いのアイテムも多く、
そういうところにも、竹原さんのこだわりの
メッセージを感じます。

プレスコ

プレスコ

このブログ、思った以上にいろいろな方に見ていただいているようで、
う、うれしい・・
というわけでさっそく更新しちゃいます(←わかりやすい)。

本日は1​1​話のプレスコでした!
通常はアフレコで、絵ができたあとにセリフ収録をするのですが、
今回はCGの関係で、先行して収録しています。

なので、声優さんには絵コンテを見ながらの演技で、
ご不便をおかけしているのですが、
さすが!
ばっちりきめてくださいます。

プレスコが始まった頃は、絵コンテにセリフを合わせただけで、
おーっ、と興奮しましたね。

声優陣かなり豪華なので、
期待しててください!

そして久々に脚本の藤咲さんにお会いしました~。
脚本が固まるまでは、毎週のようにお会いしていたのですが、
決定稿ができてからはなかなかお会いする機会もなく・・
頭が寒そうですが、
だいぶ伸びたところなんだそうです。
風邪ひかないでくださいね~。

ダンデライオンアニメーションスタジオ

11月12日

ダンデライオンアニメーションスタジオさんが、
ラフながら全尺のアニメーションを上げてきました。

一番乗りです。
さすがです。高評価です。

このダンデライオンの代表は西川さん。
多くの有名作品のCG監督をしてきた方で、
今回は担当話の演出を西川さんにお願いに
伺ったところ、その西川さんから、
ダンデライオンの山崎さんを
ご紹介頂きました。

実際に一緒にやってみて
山崎さんをはじめ、どなたも
優秀な方に感じます。

もちろん、西川さんにも、
CGプロデューサーとして参加して頂き、
きちんとサポートを頂いております。

感謝でございます。


川嶋

 

CGの壁

この企画を始める前に、
いろんな人に相談をしたことがある。
それは、ツールの問題。

C​G​業界では、
力を合わせて大きな作品を作ろう!という話をするが、
実際に作るとなると、
ネックになる問題がある。

C​G​業界では、
MacとW​i​​n​d​o​w​s​のような制作ソフトが4種類もあり、
そのツールが違うと互換性もないので
各社間でデータのやり取りが出来ない。

さらに、出来たとしても
各社のノウハウの問題があって
簡単には協力関係を結べないのだ。

実写映像でも、アニメでも、こういう壁はないのだが、
CGにはあるのだ。
だから、作品にとって、起用したいクリエーターよりも
ツールを使えるクリエーターが起用されるのが
CG業界では当たり前なのである。
とても不思議な話である。

このような日本という小さな国の
星の数ほどあるプロダクションが協力し合えないのは
業界全体にとって、あまり良いことではないように思う。

でも、それを仕方ないとあきらめる会社も多い中、
東映アニメーションの氷見プロデューサーは
その壁に疑問を抱き、同じような思想を描いていた。

希望の光を感じた。

結局、ダンデライオンさんの提案に基づき、
データを丸裸で用意し、
各社に配布することで制作している。
使い慣れていないとはいえ
将来のためには、使うしかないと思った。